院長ブログ
予防接種について(1)
予防接種について(1)
最近は、生後2か月から、たくさんの予防接種を受けることになっています。予防接種のやり方にはいくつかの決まりごとがあり、そのルールを守るために、両方の二の腕の上と下で計4か所、それでもたりなくて太ももにも注射することもあります。
赤ちゃんが可哀想。そんなに一度にたくさん注射して大丈夫?そもそも、予防注射って必要なの?副作用は心配ないの?という、おとうさん、おかあさん、おられますよね。ご両親は打つ気でも、おじいちゃんやおばあちゃんが「わしらは、予防注射なんかせんかったし、わしらの子供もうけへんかったけど、元気に育っとる。ワクチンの怖い話も聞いてるし、打たんとき。」という場合も、まれに聞くことがあります。
一方で、何も考えずに、保健所から言われたし、とか、1カ月検診で言われたしで予防接種を受けに行く親御さんもおられます。これ、大正解です。
予防接種、特に「定期接種」になっているワクチンは、何も考えずに打ってください。「任意接種」のワクチンはかかりつけの先生と相談して決めましょう。
[2017-01-23]