院長ブログ
先天性風疹症候群の赤ちゃんの届け出がありました
1月31日に厚生労働省が、昨年の10月4日のブログで書いていた、妊婦さんが風疹ウイルスに感染することで胎児も感染し障害が起きる「先天性風疹症候群」の男の子の届け出が、埼玉県からあったと明らかにしました。風疹の流行があると当然予想されていたことではありますが、本当に残念なことです。
厚労省の報告では、妊婦さんは風疹ワクチンを接種していたとのことですが、予防接種をしていても抗体が十分につかないこともあり、やはり、すべての世代がワクチンを打ち免疫を付けることで、風疹の流行を防ぐことが重要であるとしています。
前回のブログにも書きましたが、今回の風疹の流行は30~50代の男性が中心です。当診療所にも少ないですが、成人男性の方が風疹ワクチンの接種に来られます。もちろん、奥さんにうつさないようにという方もおられますが、職場に女性が多いのでとうちに来られる意識の高い方もおられます。
厚労省は3年かけて風疹ワクチンの原則無料の定期接種を進めるそうですが、以前にも同じことが起きていたのですが・・・・
[2019-02-02]