院長ブログ
小児救急支援アプリについて
子どもさんの具合が突然悪くなった時あるいはケガをした時に、救急車を呼ぶのか、自分で病院に行くのか、様子を見ても大丈夫なのか、判断に困るときがあります。そんな時に、大阪大学医学部、大阪市立大学医学部、大阪市消防局が共同で開発した「小児救急支援アプリ」が役に立ちます。今のところ、スマートフォンとタブレットのみの対応でパソコンでは使用できませんが、小児救急支援で検索してアプリをダウンロードすることで誰でも使用することができます。
例えば6歳の男の子が熱を出したとします。年齢と性別を入れて、「発熱」を選択すると、症状選択の2つ目の画面にうつり、ここで、「暑いところにしばらくいた。激しい運動の後。」を選ぶと。3つ目の画面に移動、「体温39℃以上。または皮膚が赤い。」をタッチすると119番通報と出て、119番発信のボタンをタッチすると消防局につながります。
救急度が高い場合は119番通報、救急度が中程度の場合は救急安心センター大阪に相談、救急度が軽度の場合は近くの医療機関の検索をすることができます。
かかりつけの医療機関にこのアプリについてのパンフレットが置かれていると思います。一度、ご覧になってください。
[2018-08-13]