院長ブログ
日本脳炎のワクチンの供給量が減ります
日本脳炎ワクチンを生産している大手のワクチンメーカーが製造上の問題を理由に今年の4月から製品の出荷を停止すると1月15日に発表しました。このために、日本脳炎ワクチンの供給量が昨年と比較すると4月~6月は昨年の4割程度、7月~9月は7割程度に減少します。厚生労働省からは、供給量が安定するまでは、3歳以降で受ける1期の2回接種を優先するようにとの通達が来ています。但し、定期接種で受けられる年齢(3回までは7歳半まで、4回目は12歳まで)が近づいてきている場合はその年齢をすぎないように接種することとなっています。
日本脳炎のワクチンはついつい忘れがちですが、一度、母子手帳を確認して抜けているようであれば、かかりつけの先生に相談してください。
[2021-01-29]