院長ブログ
BCGワクチンが4月から個別接種になります
東大阪市では従来BCGワクチンは保健センターでの集団接種で実施されていましたが、昨年の10月から医療機関への委託が始まり、今年の4月からは保健センターでは実施されず、完全に医療機関での個別接種に移行します。
BCGワクチンは赤ちゃんを結核による重い病気(結核性髄膜炎や粟粒結核)から守るためのワクチンで生後5か月から8か月未満で1回接種します。
1歳までにするワクチンのうち口から飲むロタワクチン(生ワクチン)を除くワクチンはすべて不活化ワクチンで皮下注射しますが、BCGワクチンは弱毒化された生のワクチンを腕に垂らしハンコ型の針で押し付けて接種します。接種後ワクチンの液が乾くまでは生きた菌がいるので接種部位に、赤ちゃんがさわったり、お母さんの髪の毛や服が当たらないように気を付ける必要があります。
当診療所では、BCGワクチン接種は木曜日の午後3時から予約制で行っています。
[2023-01-20]